【 ORIGAMI garden 】
Toubaru clinic
yoshitomi city,fukuoka.
2012_05
5月三重苦の内の一つ(笑)を、ようやく公開です。"苦"っていうのは、まぁ、冗談ですが(本業ですもん)、にしても凄いタイミングで重なりに重なりまくったなと。。。お陰さまで、常にイイ緊張感でした。現場でシャキ、戻って準備でシャキ、夜呑んでシャキ。そしてまた朝早く起きて現場でシャキと、それの延々繰り返しの日々。。そりゃ、気持ちの抜きどころがなければ、あと抜けるとこといえば、もう毛ぐらいしかありませんよぉ(笑)。まー、しかし、今回の経験は自分にとって凄くいい財産となりました。それと、やはり体メインで無理はしない事ですね。
今回はクリニックのお庭の提案&工事をさせていただきました。場所は吉富町という、もうほぼ大分県の中津市なんですが、橋を渡っただけでそこは福岡県と呼ばれるとこです。本当にほぼ大分です。しかも、その時は山香から通ってたので40分ぐらいで現場には到着することが出来たんですけどね。
最初僕が思い描いたものは、樹木が大地を押し上げる様な勢いのものが楽しいかな。といっても、ごてごてしたものは建物からも合いそうではないし、シュっとした感じで・・・と考えを削いで、尖らせて行くと"折り紙"というとこに発想に辿り着きました。角度により形が変化し、表も裏もない"リバーシブル"のようなモノが造れればなと提案し、結果第一印象から変わる事なくその案が採用されることになりました。
そんな思い付きが、毎日毎日僕との会話から職人さん達の手によりどんどん具現化されゆく。
楽しさと恐さと確信をもって一つの形が誕生する。本当にスリリングな仕事ですね(笑)。
この度はそんなスリルに付き合って下さった先生を始め、職人さん、形、空気感。
色々な出会いに感謝です。