【  || | | |  |   | 　　garden  】


東京生活２日目。
朝から現場を目指す。目的地の世田谷に向かうには、とにもかくにもまずはヤシブから。渋谷のことです。ここから田園都市線に乗り換え、二子玉川の駅で下車。そこから歩く事約15分。ようやく目的の地に到着。最後には結構キツめ坂もあり、11月とは思えない陽気の東京生活のそのほとんどをTシャツで過ごす。

現地に到着後、早速職人さんと詳細打合せ。見せ方や納まりなどを確認し、位置出し後のボリューム感の微調整などなど、現場に来なきゃ分からない事は本当に沢山。一現場に朝から晩まで張り付いたりすることはほとんどないけど、一つの現場をここまでじっくり向き合えるのも、独立して自分の時間が出来てからこそ。ゆっくりじっくりと本当に納得のいくモノ作りがしたい。それが僕の独立の最大の理由ですから。

初日に掘削し、2日目は門柱の下地形成。僕が現場に張り付いたとこでなにも役しなかった、というかずっと居る事で作業効率が悪くなる（じっと見られるとやりにくかったり）ので、お昼前に現場を職人さんに託し、僕はその場を後にする。




プルルル...  プルルル....

『あ、もしもーし　八木ちゃん？　遊んでもらっていいですか？（笑）』




さて、ここからは観光です（笑）。
まずは、東京生まれ東京育ちチャキチャキの山香っ子八木ちゃんと連絡を取る。
これからの東京生活の舞台骨を支えるのがこの八木ちゃんです。
その彼から、とりあえず浅草集合と告げられ、電車に揺られる事３０分。。
いや〜思えば遠くへ来たもんだ〜。。

集合場所は雷門前。ここでchubbyの高木くんとも合流。彼は大分出身でもあり、今、東京で旬なカフェオーナー１０人の内の一人なんです（絶対嫌がるこのフレーズ　笑）。右手に見えますのがお江戸の新名所・東京スカイツリーでございます。初めて間近で見たけどやっぱり、テンション上がります。

チャキチャキの山香っ子から東京の煙のかぶり方を伝授してもらいつつ（笑）、前回訪れた時は工事中で見れなかった浅草寺の姿を初めて見る事が出来ました。いやーすげー！屋根がすごい奇麗でした。

そしてその近くを散策。花やしき！こち亀で何度も登場したあの花やしきです！これを外から楽しみ、浅草演芸ホール！欽ちゃんや立川談志やビートたけしを生んだ、あの浅草演芸ホールです！ここの前で値段チェックして、その周辺にある飲屋街で落ち着く。そう、結局みんな飲みたいだけ（笑）。

乾杯の前に、再度現場状況を電話で確認しつつ、問題なさそうだったので安心して始め。
時刻は午後３時。しっかり明るい。ゆるーく、またーりした時間が遠く離れたここ浅草で経過する。
穏やかな午後。













前回上京した際、初めて覚えたホッピー。今宵も主役は関東スタイル。
辺りも暗くなり、薄着の２人のチクビが立ち始めた頃、代田橋chubbyの店長かおりんが合流。
彼女は両国出身のチャキチャキの江戸っ子で、後にLittle Wingというブランドを立ち上げ竹下通りを天使の羽を付けてブイブイいわせてたかおりん（絶対に嫌がるフレーズ　2）。急に思い出した、東京名物・もんじゃ焼き。そういや、東京で食べた事ないわー。ってことで、もんじゃにやたらうるさいと言われるLittle Wingデザイナー・かおりんを呼び、『どうせもんじゃ食べるなら月島でしょー！』って事になり、もんじゃ焼きのメッカまで浅草からタクシーで移動。いやーお酒の勢いは恐い。

そしたらいくらでも、もんじゃもんじゃのもんじゃ祭。これだけあったらどこに入ろうかと迷うから、そこそこっぽい雰囲気のお店で手を打つ。で、初めて本場 のもんじゃを食べた訳ですが、とりあえず美味かった。けど、お腹にたまるかといったら、別腹を満たすという感じで、俄然食欲に火がついた俺達は、最終的に 笹塚にある焼肉屋へ。酒の勢いはほんとに恐い。そこで、アホな話しを延々としてたら時刻は午前３時半。。。
俺達ゃ、いったい何時間飲んでんだい！てやんでぃ！

【 日本酒とブルーチーズ 】

つづく


あ、ゴロー忘れてた（絶対にそう来るであろうフレーズ　）

10月31〜11月7日まで、
東京の物件の工事着工のため留守します。
関係各位には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、
どうぞ宜しくお取り計らいの程お願い申し上げます。

いやー、気持ち的には戦闘機。
気を引き締めて行って参ります。
では、大分をよろしくお願いします。


な〜に〜さ〜ま〜(笑)


写真は友人のティルマンスくんのです。


な〜に〜さ〜ま〜(笑)

【 ー・ー・ー TSU TON garden 】


fun drugstore garden 
saiki city,oita.
2011_08




佐伯市にある薬局のお庭【 ー・ー・ー TSU TON garden 】が出来上がりました。
今回のご依頼は『和風』がテーマで、僕なりの和風の解決案を、デザインから、職人さんと一緒に植物を植える作業まで手掛けさせていただきました。いつもは職人さんのやってる傍から声を出してるだけなんですけど、今回は実際自分の手を動かせた事で、こういうのもなんですが、ほんとに自分の好きなライン、ボリューム感を造る事ができたと大変満足しています。どんなにすごい職人さんでも、僕のやりたい線を１００％通ってくれるわけでもなく、ある種その辺は設計する側は"おみくじ"的に楽しんでるところもあるんですが、やはり、自分の大好きなようにするには、自分が納得が行くまで自分自身で手を加えるっていうのが最高だなと、今回大汗をかきながらつくづく思いました。ま、もともと職人気質なので、１０年後ぐらい職が変わってるかもしれないな〜（笑）。いやー、でも今回は、あの混沌とした現場状況から、なんとか持ち直して出来上がっただけで感動です（笑）。

梅雨等の影響も受け、長らく時間が掛かりましたが【===　EQUAL garden 】完成です。

今回は４年前に改修させていただいたお庭の第２期工事です。前回、改修する前段階のお庭は"トロピカルガーデン"がテーマで、ドラセナやリュウゼツランなどが植わっており、そこから一転、イングリッシュガーデンへと変身させたわけですが、その時に"様子を見ていた"部分を、今回手を加えさせていただくことになりました。元々ガチガチな洋風の家ではなかったので、イギリスの古城レンガのアンティークな存在感を程よく調和させるように色合い等も考慮し、石積みの花壇部分、床タイル、塀、植栽の改修をしました。

完成し、植物に水をやりながら、西日に照らされるこの庭を見て、なんとなくOKサインが出た様な気になりホッとしました。これからの変化もまた楽しみですね。植物は成長し、レンガは苔むし深みを増す。そのわずかな隙間からお花がひっこり顔を出す。そんなストーリーが出来るといいな。

この度は本当にありがとうございました。
そして、以前と同様、末永いお付き合いをよろしくお願いしますね先生！

これまたご無沙汰しております。
一山越えてもう一山。オー　チョモランマ〜。
佐伯の現場もお盆前には無事に完了し、ホッとするのも束の間、
ただ今、東京のプランの真っ最中でございます。

依頼してくれたのは高校の同級生。
高校卒業後、大学で上京し、そのまま帰って来ないなーと思ったら、
いかにも東京らしい苗字に変身し、現在お江戸でナウい新居の建設中でございます。
てぇしたもんだい。

さて、また右脳をフル回転。
いや、逆回転させて新しい発想を。